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zoom RSS 【2−7】東アジア鉄道の旅−インド南部2014年11月−

<<   作成日時 : 2014/11/22 23:08   >>

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7日目(チェンナイ散策)

 よく寝て午前6時過ぎに目が覚めた。高温多湿と聞くチェンナイ近郊の車窓風景は、あちこちに沼があり湿潤で緑豊か、とても美しい。そう思っていたら、たちまちものすごい濃霧。列車は最徐行で、さらに到着は遅れそう。幸い濃霧は1時間程で解消、再び列車はスピードアップ。耕作地は二毛作の稲のよう。水が豊かで水路も整備。今回インドで初めて何本もの河川、豊かに水が流れているのを見て、驚き。日本の河川のイメージとほぼ同じ。列車は河口付近を走行するが、その先は遠くベンガル湾。

 終点のターミナル手前でしばらく入線待ち、最終的に列車の遅れは50分に拡大、チェンナイ・セントラル駅に午前9時過ぎに到着、インドではこの程度はましな方。
 駅前は大変な人ごみでびっくり。しかも工事囲いもあって埃っぽい。マスクなくして歩けない。現地の人もそうする方がいて違和感はない。
 なお、チェンナイは生粋のトラヴィタ文化の中心地。背も私と同じく小柄な方が多く親しみやすい。女性はサリー姿ではなく、独特のふわっとしたツーピース着用の方も。

 駅から西に道なりに歩き近郊線跨線橋を南に渡るとすぐにエグモア駅。その駅前の路地を入ると予約したホテル。予約確認Eメールのプリントアウトを見せチェックイン。ここは24時間制ホテル、支払いはチェックアウトのさい現金。朝食バイキング付、WiFiが24時間フリーはありがたい。ネットはフロントでID、PWを教えてもらう方式。さっそく妻に「元気」とのメール送信。ネットを見ると日本は衆議院解散、選挙のよう。消費増税先送りとアベノミクス経済政策の是非を問うのが争点。
 チェンナイ(マドラス)は今回、インド南部の旅で一番南の都市。北緯13度はタイ・バンコクとほぼ同じ。チェンナイのある東海岸域は年間を通じて高温多湿の気候。それでも雨季の10〜12月は気温が30度以下となり、多少は過ごしやすい。だいぶ暑さには慣れて気にならないが、埃っぽいのはダメ。本日は快晴、何日か前に雨が降ったようで未舗装の路地では水たまりが残り、ぐちゃぐちゃ。
 残念ながらチェンナイにはあまり見どころはなく、イギリス植民地時代の旧市街や砦跡くらいで、日本人の私に興味が湧かない。世界遺産もないが、もともと私はアジアの雑踏歩きが目的。
 ホテルでシャワー、休憩。正午近くとなりホテルの対面にある上質のベジ・レストランのチェーン店SARAVANA BHAVANで昼食。私はタミール・ナドゥ・ミールス(現地風ターリ―)とチャイの注文。主食はチャパティ(薄焼きパン)とライスの2種類。たくさん並ぶおかずのカレーはやはり辛いが、中には口に合うものも。ココナツミルク、ヨーグルのデサートは甘い。なお、ACホールとそうでないホールとではメニュー内容、料金が異なる。

 その後市内散策へ。目の前のエグモア駅から近郊列車に一駅乗車してChennai Park駅へ。チェンナイ・セントラル駅は端頭駅でエグモア線(ビーチ線)とは接続しておらず乗換のため少し歩く。料金は通しで買えて、5Rs.(10円)と極めて安い。懐かしい硬券、20kmまで5Rs.と読める。同じインド鉄道ではあるが、州政府の意向なのか距離・料金据え置きのよう。
 チェンナイ・セントラル駅の近郊線発着ビルは西側の奥、ホームは三面。行先は2方面、電光掲示はあるが日本人の私は駅名を告げて係員に車両と発車ホームを確認。車両はムンバイなどおなじ型式で、やはりドアを開けたままの走行。近郊列車で西に6つ目のVillivakkam駅へ。私が路線図をひろげ通過駅を確認していたら、座席の両側の方から目的駅到着の際に声をかけてくれた。やはり外国人でシニアの私が気になりちらちらと仕草を見ていたよう。インド人は本当に親切で優しい。駅から北へ、途中から湖を巡るように西へ徒歩で約1時間、インド創価池田女子大学Soka Ikeda College of Arts and Science for Womenを目指す。平和と人間主義の池田思想に共鳴する世界の教育・研究機関の一つ。 正門を入ったところにスクールバスが数台停車、その一角でイスに腰掛けた整備員。名前、住所(国籍)、時間を記入して、正面玄関へ。
 女子大のため、日本でと同じく外から正門、キャンパスの写真撮影のみと考えていたが、校舎入口横にある学長室に案内された。職員3人でのミーティングを中断して、私の来意を聞き対応。写真撮影はもちろんOK。相手は初め私を教育関係者と思ったよう。一人で観光旅行、駅から1時間徒歩にも驚かれたよう、確かにインド人女性の感覚とは異なる。チャイも出され30分程懇談。車の手配はお断りして退出。平和と人間主義に共鳴する点では同じ立場、なごやかな懇談となった。私も自分の地域の方に、この大学の「温かい雰囲気」をお伝えすると約束。資料はインターネットで検索すれば良く、特に請求しなかった。この後キャンパスの写真撮影、単科大学なのでさほど広くはないが、奥に湖が望める。建物でなく人が大切。少人数制の教養課程で、礼儀正しい女子大生からは教育を受けることの喜びと誇りを感じ取れた。

 通りを走行するバスは全てスクールバス。路線バスはなさそう。帰りも元来た道を徒歩1時間で駅へ。私は街歩きが趣味なので、地図と方向磁石があれば迷うことはない。
 しかし、道路は所々で舗装破損、くぼみに水たまりで歩きづらい。低地の住宅では床下浸水。水勾配上で水没する敷地には家を建てないよう。建物は多少道路からマウンドアップ。当初私は列車の車窓風景から緑豊かな水田を見て、チェンナイは美しい街と思ったが見当違い。
 住宅地内の道路では排水溝などなく、雨が降ると水没やぬかるみで、まともに歩けなくなる。チェンナイはこの時期が雨期で現地の方にはつらい季節のよう。半世紀前の日本がそうだった。
 私の住む地域ではかなり以前に下水道整備率100%を達成、雨水汚水分離方式となっている。私の少年期には、親からよくドブさらいをさせられた。道路も未舗装のため雨の日は長靴で通学だった。インドは今が正に経済発展の途上。少しでも早く住宅地に排水溝、下水管の整備が進むことを願う。

 しかし、だいぶ時間をロス。当初この後ビーチ線(MRTS)でベンガル湾のビーチに出て海岸を散策との予定は断念。あたりが暗くなってホテルに帰着、早速シャワー。 
 夕食はもちろん先ほどのSARAVANA BHAVANで。今度はコンボ・セットの中の1つのメニューとチャイを注文。セットはおかずが3種類、下にバナナの皮を敷く伝統式。ただ日本人の私は手を使って上手には食べれない。カレーは数種類あるが、いずれも辛い。併せてプレーン・ナンをテイクアウトで2つ注文。さらに入口売店でよさそうな洋風パンを1袋購入。これで明日の列車乗車での食料調達は完了。後は駅売店で水とマンゴージュース、フルーツを購入すればよい。

画像チェンナイ手前の車窓風景
CHAR MINAR EXP、湿潤な地域








画像チェンナイ手前の風景
稲田








画像チェンナイ・セントラル駅









画像チェンナイ・セントラル駅









画像SARAVANA BHAVAN 駅構内店
チェンナイ発祥のベジ・レストラン・チェーン、上質で私は重宝、Egmore店メニューも公開、なお南インドでHotelとはレストランを指す、saravanaとは男児名で原意は葦原のよう、bhavanは館、パレス
エグモア店メニュー http://www.saravanabhavan.com/menu/India/ac_egmore.pdf



画像チェンナイ・セントラル駅
ここも人で大混雑








画像鉄道跨線橋
橋を渡って右に行くとエグモア駅








画像エグモア駅









画像ケネス・レーン
左に宿泊ホテル、右にSARAVANA BHAVANのEgmore店








画像エグモア駅
近郊列車券売所








画像行きと帰りのきっぷ
懐かしい硬券、乗車駅から20kmまで5Rs.(10円)は最安値、同じインド鉄道だが地域で運賃に違い







画像チェンナイ列車時刻表 http://www.metrotraintimings.com/Chennai/ChennaCentralToTiruttani.htm
metrotraintimings.comを参照
郊外列車とMRTS時刻表を掲載、5〜10分間隔と便利


画像チェンナイ・セントラル駅
近郊列車ホーム








画像チェンナイ・セントラル駅
近郊列車ホーム








画像Villivakkam駅から徒歩









画像大学案内看板は左矢印









画像ここで南の湖方面へ
右は中・高校、目的地はその先








画像インド創価池田女子大学
イスに腰掛けていた警備員の所で記帳








画像インド創価池田女子大学
3階建て、正面玄関








画像インド創価池田女子大学
正面玄関、創価大学と同じマーク








画像インド創価池田女子大学
正面玄関右は大学紹介








画像インド創価池田女子大学
正面玄関左にガンジー、キング、池田顕彰








画像インド創価池田女子大学
校舎右は池田思想研究所








画像インド創価池田女子大学
正面玄関を抜けた所、校舎はL字形








画像インド創価池田女子大学
校舎左








画像インド創価池田女子大学
インドではスクールバスは必須








画像Villivakkam駅へ
来た道を駅へ








画像Villivakkam駅へ
排水溝などないので雨で低地は浸水、道はぬかるみに








画像近郊列車車内









画像近郊列車車内









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