介護記録110102

画像12/31 外泊、ホテルへ
 午前10時過ぎに病院到着、私、妻(嫁)、次女(孫)の3人。病衣から普段着に着替えは、看護師が一緒に手伝い。全て新しい衣類を用意。紙オムツは先ほど交換したばかりと聞くが、かなり念入りな紙オムツ着用。父はずいぶん体力、気力が落ちた印象。
 私が抱きかかえて、車いすに移乗、案外と軽い。高速道路は順調、助手席に乗せた父は見飽きないのか、ずっと景色を見ている。高速を降りたところでお粥が出せそうな和風レストランへ。早速第1回目のオムツ交換。ここには車いす用トイレはなかったが、今はウォームレットは常識で、おしり洗浄には便利。父にはカニ雑炊を注文、よく食べる。私の天ぷらで軟らかい物だけ1cm大にして試しに食べさせてみるが、問題ない。父は箸、スプーンを使って自分で食べられる。お気に入りのココアはお代わりを注文。
 ホテルまでは一般道で、少し道に迷ったが、4時前にチェックイン。ツインルームを希望したので、妻と娘はとは別の部屋、私は明日朝まで私は父の介護専念となる。
 さっそくおむつ交換、ベッドに横にさせが、車いすからベッドへの移乗はつかまり歩きでなんとか可。以後2~3時間おきにおむつ交換、尿のみ、尿と便(黒丸便)、なしと状況は様々。ホテルの部屋のトイレは段差があるものの、かえってつかまり歩きには良い訓練。やはりウォームレットによるおしり洗浄は助かる。便が黒いのは薬のせい。
 夕食時間で起こして、食事処へ案内と思ったが、はじめ寝ぼけたのか要らないとの仕草。家族で一緒に行こうと誘うと、しぶしぶの状況。ベッド、車いすへの移動はつかまり歩きがの意思がある。
 4人の食事は普通食、父のみお粥を別途注文。私が先に食べ硬いと思われる物は除去。さしみ盛り合わせを小さくして食べさせたが、冷たいものでも支障はないよう。しかしちぎったさしみはいかにも、見た目が良くない。おかゆお替わりをして、その他の食材もよく食べる。まるで食べ納めのように急いで食べるので、ゆっくり食べるよう言い聞かす。
 お汁物もよく食べるが、父は目の前にあった肉と野菜の小ナベ物から、箸で大きな肉をとり、一気に口に入れようとする。さすがにこれは無理、小さい形にして食べさす。デザートまでほぼ完食。
 ぼろぼろとこぼすが、誤嚥下はなくてひと安心。食後しばらく休憩後、午後8時半にロビーで太鼓ショーとつき餅振る舞いに参加、父はあんこ餅を要求。つきたてなので軟らかく問題はない。しかし食べた物は出るのが常識、大量の食事で後の排泄問題が気がかりではある。
 父をベッドに横にして、しばらく年末紅白歌合戦を見させていたが、やがて寝入ってしまう。大音量のTVから開放されて、この間に私はのんびりと大浴場と出かけてみたら、後で1回目の事件。
 戻ってみると、父がトイレ横で座り込んで動けなくなっている。自分でトイレに行って転倒、適当な位置につかまる
ものがない状態。幸い負傷はないものの、床面が少し濡れている。臭いはないので、おしり洗浄のボタンを押したよう、全部のお湯が出切った状態。ズボン、紙おむつをはずして、トイレにしばらく座らせて、排泄を待つ。濡れたズボンは交換。父にもう休むように伝え、しばらくして私も就寝。
 しかし、夜中にピタピタと何かたたく音に起こされる。父が下半身をはだけてベッドに座り、お腹をたたいている姿を発見。時刻は午前2時半、さすがに私も父を叱る。2回目の事件だが、後で冷静に考えると、入院以来父は腕時計をしていない。しかし、父は寝ている息子にうるさいと迷惑だとの意識は薄く、今困っていることを問題にするよう。赤ちゃんと同じと思うしかない。
 何かと問いただすと父は、はじめお腹が「かゆい」と言う。持参したかぶれ止めクリームを渡すと、指につけ塗布。しかし次に父は「おしっこ」と言う。トイレに抱えて連れて行って座らせるが、今度は「ウンチ」と言う。しばらく座らせていて、「出た」と言うものの、立たせて便器を確認すると尿も便もない様子。唯一、便秘の可能性がなくはないが、父の言うことの意味が不正確で、よく分からない。紙オムツも濡れていない。この後、私は明け方までうとうとしただけ。 

 1/1 墓参、病院へ戻り
 あたりがだいぶ明るくなってから起床、父をトイレ誘導。しばらくトイレに座らせている間に、横にあるポリ風呂にお湯を汲む。上半身も脱がせて、風呂に誘導。父は片足を風呂の位置まではあげられないが、介助すると支障なく入れる。頭からシャワーは最初嫌がったが、すぐに慣れる。正座していたが気持ちよくなったのか、足を延ばして目を閉じる。ただし、つかまる物がないので、そばで注視が必要。身体を洗う場所はないので、お湯の入浴のみ。それでもさっぱりはしたよう。下着を替え、新しい靴下に交換。
 午前8時に食事処でバイキング形式の朝食。正月なので父にお雑煮、餅は小さくしたが1つ食べて無理と判断、残りの餅は回収。しかし汁は美味しいのか完食。おかゆ、みそ汁、その他の食材ともよく食べる。便秘解消のためオレンジジュースも飲ませてみる。家族の意見もすっかり元気になったとの印象。最後のおむつ交換をして午前10時にチェックアウト。従業員の対応が良く快適なホテルだった。
 1時間ほど山道を走り、母(妻)の墓参へ。心配した雪も道路の凍結もなくひと安心。富士山を望む墓地でおしきみを供え、皆で題目三唱。暖房の効いた休憩所で戻ると、父は「おしっこ」と言う。ここには車いす兼オストメイト用トイレがあって便利。
 高速道路を経由して、午後2時に自宅近くの和風レストランに到着。最近はファミレスにも車いす用トイレがあって便利、ここで最後のおむつ交換。父はしていないと言い、確かにぬれた様子はない。大量の食事での便排泄はなかった形。
 入院先の病院は近くなので、万一誤嚥下をしても緊急対応は可能な状況。父に好きな物を注文して良いと伝える。父はいつもの天ぷら付きうどんを注文。父は15センチ長のうどんを食べ、天ぷらを2つ食べたが全く問題ない。父はお気に入りのココアも飲む。
 父に退院してすぐ自宅復帰は無理な状況、自宅は寒く心配、3月までは私は仕事を休めない、1/12にN病院を退院したらそのままU老健施設へ入所、自宅復帰に向けたトイレと歩行のリハビリを行うと伝えるが、コミュニケーションが不良なので、全て紙に書いて説明。父は読み終えて、私が理解したのか確認。私はイヤだけど仕方がないという父の表情を読みとることができた。
 午後3時半過ぎに病院戻り。父は車いすを降り、自分でベッドに移乗。看護師も「元気になったようですね、美味しい物を食べたのでしょう」と声かけ。看護師と一緒に普段着から病衣に着替え。看護師におむつ交換の時間、尿と便の状況、食事(普通食)の内容をメモにして提出。体制上容易と思われるので、併せて昼食を普通食に切り替えの要望も記載した。明日また来ると父に伝えると、父も手を振って返事。
 自宅に戻り、父の洗濯物の処理をした後、家族3人で遅い夕食。正月料理とビールで乾杯。私はやれやれと一段落、早めに就寝。家族の協力を得たものの、もう1日父の介護をする元気はとてもない。ナース、ヘルパーの大変さが身にしみる。

1/2 病院見舞い
 夜に訪問、実家に届いた数枚の年賀状を渡す。私からのもあるが、父は特に反応しない。ご飯は全粥・ゼリー食のまま、紙オムツのままでトイレ誘導はなしの状況。便が出ていないせいか、お腹にホットパック。父に確認しても、痛いところはなく、お腹も張っていないと言う。ナースコールは父がご操作をするので、手がとどない位置に配置へ。父は手指の爪が伸びたのを気にしている。外泊時に言えば良いものを、自分で看護師に訴えることは面倒と思うのかしない。看護記録の家族覧に本人の要望を記載。

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