2016年7月・寺泊と佐渡の旅-日蓮の足跡【3】

画像赤泊港ターミナル内
10分前に乗船、乗客はまばら








画像寺泊港・佐渡汽船バス停
佐渡汽船ターミナル前、JR寺泊駅経由の長岡駅行








画像燕三条駅
私は寺泊駅から越後線、吉田駅で乗り換え弥彦線でここ燕三条駅へ、時間的には直通バスと変わらない、奥が新幹線口







画像燕三条駅
上越新幹線とき







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【東京・池上】
画像池上本門寺
寺院参道、JR蒲田駅で途中下車、東急池上線池上駅から北へ徒歩10分







画像 池上本門寺
本堂の左側(西)に日蓮火葬跡へ降りる階段








画像池上本門寺(日蓮宗)
奥まった一角が日蓮火葬跡、宝塔は国重文、今回訪問した日蓮宗寺院は全て日蓮を「日蓮大菩薩」と認識、そこには人間・日蓮が「覚者」になったとの視点はない、そのため法を「我がこと」と受け止める姿勢もない






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【日蓮足跡】
画像千葉小湊
生家跡








画像京都比叡山
日蓮草庵跡、湧き水








画像千葉小湊
立宗宣言、旭が森








画像鎌倉
辻説法跡








画像鎌倉
竜口(たつのくち)
国主諌暁、首の座、刑場跡







画像佐渡
流罪、塚原三昧堂跡








画像山梨身延
身延川と身延山








画像東京池上
61歳没、弟子信徒に見守られた火葬跡










【まとめ】
 今はGoogleマップ、ストリートビューがあって旅の下調べにはとても便利。バスや列車の時刻表を調べ歩行距離を計算して、自分が行きたい場所をピンポイントで探すことができる。高齢者でウォーキングが趣味の私は、早朝から自分の足で目的地を目指すことができる。徒歩1時間が苦ではない。足腰を丈夫に産んでくれた亡き両親に感謝しかない。また、事前にガイドブックに目を通すことはあっても、それを持って歩くことはない。自分用のルート地図をプリントアウトして持参。現地では方向磁石だけを持って、頭の中のイメージを頼りに歩き出せばよい。格好の脳トレーニングとなる。
 悪くはない人生だ。つつましい年金生活者で、周りの人と何ら変わることのない庶民のひとり。だから互いに気持ちが分かり、とても居心地が良い。贅沢とは無縁で、心に恥じることはない。それは、どんな王侯貴族よりゆったりとした生活に違いない。

【佐渡の天気】
 1日目は快晴、日差しは強いが海風がさわやか。日陰では五月晴れに似て、まどろむような陽気。2日目は梅雨前線の北上で午前中は少雨、午後から曇り。路線バスを使った1日観光でなんとか予定通り回れた。佐渡は海に面しているので今回、海洋性気候を実感。
 佐渡は南と北に山地、中央が平野の地形なので、峠越えではガス、雨となり易いよう。今回梅雨の季節に2日間、まずまずの天気でラッキーだった。

【気がついたこと】
 趣味で街道歩きをしているためか、赤泊、松ヶ崎でもかつでの街道に関心がいく。静かなたたずまいの町屋に親しみを感じた。私は佐渡の祭り、芸能には、京都・大阪から福井、金沢を経た北国街道からの文化流入の影響が大きかったのではと思った。佐渡弁には京言葉の影響があるとされる。また、佐渡は流人文化の国と言われる。平安時代には流罪は最高刑。流人は優れた文化、先進の技術を佐渡にもたらしたはず。佐渡の開放的な土地柄がここにあると私は思う。
 なお、地方ではどこでも朝の集団登校のさいに児童が私のような旅行者にも「おはようございます」と挨拶してくれる。

【夜行バスの利用】
 シニアはもともと眠りが浅いので夜行バスが身体にきついとは感じないよう。また、個人的には私は世界を旅しているので長距離バスに抵抗はない。
 
【日蓮の足跡】
 今回私は佐渡で、日蓮の足跡として松ヶ崎、塚原、一の谷、赤泊・真浦の4か所を訪ねた。私はそこで特に霊地、聖地の感慨はなかった。人が納得するのは、その人の言葉と行動を理解するからに他ならない。日蓮は既成宗教を批判、法華経第一を訴えた。それは既成権威に対する挑戦であって、腐敗堕落した聖職者・権力者からは社会秩序を乱す者として弾圧を受ける構図となる。日蓮の一生とはまさに迫害・法難の連続であった。それはまた常に日蓮と行動を共にした弟子・日興との師弟共戦の闘いでもある。
 日蓮はここ佐渡で「ありのまま」の庶民が「そのままで」覚者となった姿を、自らの振る舞いで示したと言える。法を弘めるのは人の振る舞いがすべて。秘伝・儀式、聖地とは後代の創作。

【リンク】現代仏教概説
http://www7a.biglobe.ne.jp/~sey/butsukyougaisetsu.html

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