テーマ:宗教

究極の実在とは何か-日蓮仏法の視点-

1 生命の奥底―人間の潜在意識―  古代インドの学僧・無著(むじゃく)、天親(てんじん)は釈迦の大乗経典を解釈して潜在意識を掘り下げ、「唯識論」の仏教哲学を展開している。そこでは、人間の意識・潜在意識を8種類に分類している。  まず、感覚的意識としての6識とは、 第1識・・・眼識 第2識・・・耳識 第3識・・・鼻識 第4識・…
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二匹のライオンの譬え―仏教の五陰世間―

1 兄弟ライオンの誕生  ライオンは獲物をとるのに有利なため群れで生活する。雄ライオンは一匹で、複数の雌ライオンとその子ども達でライオンの群れが形成される・・・  ある時、アフリカの草原で二匹の雄ライオンが生まれた。母ライオンは狩りが上手で、仲間に公平だったので、このライオンの群れの中で実質的にリーダー的存在だった。兄弟ライオンは母…
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名作映画「奇跡の丘」―イエスの生涯―

 1964年製作、イタリア・フランス合作映画で、新約聖書マタイ伝に基づきイエス・キリストの誕生から磔(はりつけ)刑死までの生涯を丁寧に再現している。白黒で言葉少なく淡々と流れる映像、日本語字幕で言葉を追うのでストーリィがよく分かる。私は名作との評価。映画では、イエス最後の言葉は「父よ、なぜ、私を見捨てたのですか」となっている。  イエ…
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夏の夢-二つの道-

1 田園風景  日曜日の午後、季節は初夏へと向かう穏やかな陽気。ここはドイツの地方都市のひとつ、D市。かつては有数の炭鉱都市だった。郊外の自宅で一人の青年が庭先のベンチに腰掛け、くつろいでいる。視界には丘陵地に青々とした麦畑が広がり、遠くに糸杉の樹がまばらに見える。カエデの大木…
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現代仏教概説

 「現代仏教概説」をホームページにアップしました。  現代の民主主義、人間主義の視点から仏教を概観します。要点をまとめた概説です。仏教は生命的因果を基本として生命論を展開していると解釈する立場です。最後に、時間は前後関係なので、仏教の基本概念は時間にあると説明しています  どんなに優れた教義でも、常にその内容を問い直し、含意を…
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宗教の本質―永遠性の理解―

 宗教は全て何らかの形で永遠性を前提としている。それは生命的因果と言い換えてもよい。つまり宗教の本質概念は時間である。特に近世以降に宗教改革を経て、宗教の内面化が行われた宗派では、これが顕著な特徴となっている。 (唯一神教と宗教の内面化)  宗教改革とは自分自身への宗教の内面化である。端的には聖職者の権威や教会・寺院の存在を否定…
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