介護記録120104-告別式弔辞-

葬儀・告別式(平成23年1月4日午前9時~)

 それでは、導師及び喪主として一言ご挨拶をさせていただきます。
 ただいまは、故人の葬儀・告別式にあたり、故人の遺志により息子の私が導師を努め、創価学会の友人葬の儀式にのっとり、釈尊の説いた法華経方便品、寿量品自我偈を読誦し、ご本仏日蓮大聖人が広めた南無妙法蓮華経の題目を唱え、故人の追善供養を懇ろに行いました。
 また、併せて初七日法要につきましても、繰り上げて執り行いさせていだきました。

 ご案内のとおり、法華経は釈尊が説いた経典の中で最も優れたものであり、一切衆生に仏性があると教えています。しかしながら釈迦仏法では釈尊自身が、何によって成仏したのかという根源の法自体は明かにしていません。

 末法に出現したご本仏である日蓮大聖人は、南無妙法蓮華経の題目こそが成仏の根本法であると示されています。このため創価学会では題目を正行、法華経読誦を助行として朝晩、勤行・唱題を行い、自身の人間革命と宿命転換、故人の追善供養、世界平和と一切衆生の幸福を祈念しております。
 
 また、ご案内のように釈尊自身は自らの葬儀について、僧侶は布教に専念すべきとの趣旨で在家の集団に任せ、自身の葬儀を執り行わせています。父は生前、親戚・知人も高齢であることから、ご負担をかけさせたくないとの趣旨で、万一の場合は亡き妻と同じような形式で、息子の私が導師となり親しい親戚・友人による、友人葬、家族葬で行って欲しいと申しておりました。

 このため本日の、葬儀・告別式には仏法の本義に立ち返り僧侶ではなく、また面識のない方の導師ではなく、故人の最後を看取った者として、息子の私が導師を努めるのが自然で、最後の親孝行であると考え、このような形式をとりましたことを、ご報告いたします。

 故人は12月28日に自宅にて朝食後にふだんとおり勤行・唱題を行い、昼食は大好物のウナ丼を食べ、午後2時には床屋へ車いす介助で出かけています。しかし午後4時過ぎから脱力感が強く、午後8時過ぎに全面介助で入浴を済ませて、ベッドで横になっていました。午後10時半頃に明らかな低体温のため救急要請をして入院いたしました。
 29日には入れ替わりに家族が面会に行きましたが、生理食塩水と酸素を投与される中で徐々に衰弱していき、30日午前0時31分、家族に見守られる中で、やすらかに亡くなりました。

 このような経過ですので、「床屋に行って、お風呂にも入り、好きな食べ物も食べた」ので父も満足、私もやるべきことはできたと思っています。

 仏法の深い哲理に「在在諸仏土常世師倶生」という言葉があります。これは諸々の場所に常に人生の師匠とともに生まれ、仏法を広めていくとの誓いの言葉です。
 生命は永遠ですので、父はこのたびは滅不滅の死の姿を迎えましたが、大宇宙の生命と一体となった後、また新しい生命力に満たされ、この世に生まれ変わって来るものと確信しています。そして父は最後の日の朝に勤行・唱題でしたように、世界平和と一切衆生の幸福を祈念して、再びまた同志の方々と一緒に、仏法の広宣流布の活動に参加するものと思います。

 故人もこのように多くの方々にお見送りをいただき、さぞかし喜んでいることと存じます。改めて、本日ご参列の方々にお礼申し上げるとともに、生前の故人へのご厚情に感謝申し上げて、ごあいさつとさせていただきます。本日はありがとうございました。

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  • 母の葬儀告別式は友人葬

    Excerpt: 綺麗で美しい母は61歳で脳梗塞で倒れ、入退院をくり返し学会活動を頑張った母は満88歳で亡くなりました。葬儀告別式を入会する創価学会の友人葬で送った様子を喪主の私が写真ブログとしました。 Weblog: 見えない障害と闘いながら racked: 2018-12-06 09:55